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2011JFL 東日本大震災 災害復興支援試合(前期第1節併催) [監督から]

vs 松本山雅FC

今日のブログはちょっと長めに書きたいと思います。
みなさんつきあってください。


今期最終戦の松本山雅戦。
本来は3月13日の開幕戦で対戦するカードでした。

J2昇格を決めた松本山雅と、JFL残留を決めたソニー、最終戦で
災害復興記念試合ではあるが、お互いに大切な今期最後のリーグ戦。
(今日12日のJ理事会で正式にJ2昇格が決定するため、ほぼ昇格、ほぼ残留ですかね)

チーム内で金曜日に引退、退団選手の発表があり、この試合が仲間と出来る最後の試合でした。
そして最高の試合をすることができました。(本当にいいチームです。最終戦に強いソニー健在!)

今期を振り返ると3月11日に震災があり、誰もが生存の危機を感じて不安な日々を送りました。
会社も津波の被害に遭い、チームの活動以前に会社の復旧作業でサッカーどころではありませんでした。
2ヵ月間練習も出来ず、チーム存続の危機もささやかれた状況から、いろんな方々の支援をいただき
リーグ戦に後期から参戦することができました。

参戦できることの喜びが大きすぎて、その後に待ち構えていた困難は予想すら出来ませんでした。
11試合消化した他チームとのコンディションや、試合勘の違い、チームの仕上がり具合等々・・・。
特に、勝ち点差を埋めて行くには、我々は勝利しかなかった。

気持ちだけが先走り、焦ってはバランスを崩す試合が多々ありました。
ロスタイムで同点に追いつかれた試合も3試合ありました。

やっと慣れ始めたときには猛暑で体力を削がれるし、
雷で後半中止、台風で試合延期等、地震、雷、台風と自分たちでコントロールできない苦しい
期間が続きました。

10月には魔の7連戦(3週間で7試合)があり、その時が疲労がピークに達した時期でした。

しかし、そんな時期にも良いことはありました。
天皇杯でまたベガルタ仙台と戦うことが出来ました。

昨年と同一カードですが、今年の一戦は特別な思いの詰まった試合となりました。
延長の末、敗れはしましたが良い試合ができて良かったと思います。

試合数が少なくなるにつれ、自力残留の可能性が少なくなってきましたが、
それでも選手達は諦めることなく、前向きに頑張ってくれたと思います。

そして、残り2試合となった12月4日、奇跡が起こりました。
試合後、他会場の結果が映し出され、松本、町田が勝利し、長﨑が敗れたため
ほぼ両チームの4位以内が確定し、ソニーも残留を決めることができました。

サッカーの神様は、最後まで諦めずに戦い続けた我々を見捨てなかった、本当にホッとした瞬間でした。

向かえた最終戦の松本山雅戦。
今年初めて何の制限も受けず、自分達でコントロールが可能な試合で、
試合にのみ集中することができた。
開始早々からアグレッシブに動き、相手を圧倒する選手達。
今期、あんなに苦しんだことが嘘のようなハツラツとしたプレーを披露してくれました。

後半に入り、48分のセットプレーから9.純平が頭で合わせ先制点を奪う。(良い時間帯だった)
そして、59分には9.純平とのワンツーで抜け出した2.尚樹が相手に倒されPKをゲット。
キッカーは27.修平、これを落ち着いて決め2-0と引き離す。

その後は、終始ソニーのペースで進み、何度も決定機を作るが決め切れず、
やっとロスタイムにカウンターで8.進司からのパスを受けた19.麻生がゴールを決め3-0で快勝した。

今シーズンで退団する11.太郎、19.麻生、そして引退する8.進司、27.修平。
最後に素晴らしい試合で送り出すことが出来て本当に良かったです。

こんな経験は初めてのことだし、今後も起こることはないと思う。(起きないでほしい)
こんな経験をした我々は、チームとしても成長したし、個人としても成長し、人間力を深めることが
できた1年でした。

来季のソニー仙台FCの活躍を期待しててください。


サポーターの皆さんへ
勝てない時期も、全力で応援していただき本当にありがとうございました。
最後まで見捨てず、支えになっていただき心強かったです。
最高のサポーターに最高のお返しはチームの勝利しかないと思います。
チームも来季向け走り出します。
今期の悔しさをバネに飛躍すると思います。
引き続きチームを、選手を見守ってください。
本当にありがとうございました。


これが私の最後のブログとなりましたが、本当に4年間ありがとうございました。
山あり、谷ありの4年間でしたが、人生において貴重な経験をすることが出来ました。
良いチーム(スタッフ&関係者)と、良い選手と、良いサポーターに恵まれた充実した4年間でした。

そして、家族の支えも私の力となりました。ありがとう。

ソニー仙台FCはまだまだ良いチームになると思うので、見守り、支えてください。


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2011JFL 東日本大震災 災害復興支援試合(前期第2節併催) [監督から]

vs 佐川印刷SC

HOME最終戦の佐川印刷戦。
今シーズンは本当に辛く、厳しいシーズンでしたが、多くのサポーターの
声援によりここまでたどり着くことができました。
本当にありがとうございました。

今日の試合も絶対勝利してHOME最終戦を飾りたかったのですが、
決定的な場面でも決めきれず、後半に関しては今年の戦いぶりを象徴したかの
ようなさみしい内容でした。

相手というよりも自分たちで試合を壊してしまった感があります。

この部分はソニーの最大の課題の一つだと認識しています。


残留争いの件ですが、
他会場の結果により残留が決まるソニーですが、町田、松本が共に勝ち、
長崎が負けたため松本の4位以内が確定し、最終節で町田が勝つか引き分けで
4位以内が確定する。負けても長崎が大量得点で勝たないと得失点差を
ひっくり返すことができない状況です。


残留に向けた大きな希望の光が差し込んだ瞬間でした。
しかし、まだまだ確定した訳でもないし、サッカーは何が起こるか分からない
スポーツです。

来週の松本との最終戦に向け、しっかり準備をしたいと思います。
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後期第17節 佐川印刷SC [監督から]

vs 佐川印刷SC

前節、自力での残留の望みが消えてしまった。
町田、松本の準加盟チームが4位以内を確保してくれれば入替え戦への
チャンスを掴むことができる。

他力ではあるがチャンスを活かすために、残り3試合を入れ替え戦に
向けた準備と位置づけ臨んだ佐川印刷戦。

立ち上がり早々の2分。
CKを4.瀬田が頭であわせ先制点をゲット。

その後、リトリートして守備を固める佐川印刷DFをなかなか攻略することが
できず、一瞬の隙をつかれ26分に同点に追いつかれる。

後半も両チームとも積極的に攻めるがゴールが遠い。

61分、積極的な攻撃で相手ゴールに攻めるソニー。
13.慎之佑のクロスに20.隼人が反応したが合わず、そのこぼれ球を拾った
4.瀬田のシュートが相手DFにあたり、勝ち越しゴールを奪う。

試合前から様々な状況を想定してオプションを試してみたいと思っていました。
本来は、勝利するための選手交代をするのが常識だが、入れ替え戦を見据えた
選手交代をすることができた。

最後は押し込まれるシーンもあったが、勝つことができてよかった。
次節も2週連続で佐川印刷と戦うので、入れ替え戦のシュミレーションとしては
ちょうどいい練習となる。

佐川印刷も何らかの修正をしてくると思う。
AWAYで勝利したので、HOMEでの戦い方をどういう設定するかじっくり考えたい。
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2011JFL 東日本大震災 災害復興支援試合(前期第6節併催) [監督から]

vs SAGAWA SHIGA FC

復興支援試合の3試合目が行われました。
11月12日にAWAYで0-2で敗れているため、今節は何としても雪辱したかった。

残り試合も4試合となり、残留争いも非常に厳しい状況ではあるが、最後まで諦めず
自分達の全力を1試合1試合に出していきたい。

相手のSAGAWAはメンバーを大幅に入れ替えてきており、若手中心の先発でした。

ピッチが悪いのも影響してか、前半は両チームともシュート数も少なく、決定的な場面が
ないまま前半が終了。

後半に入ると、前がかりになったソニーに対し、カウンターで対抗するSAGAWA。
7.大瀧→9.純平へのフィードがこの日一番のビックチャンスだった。
裏に抜け出した9.純平が、GKの鼻先でボールを触ったが、上手く当たらずキャッチされる。

結局お互いスコアレスドローで引き分けとなった。

この日、アルテ高崎がジェフリザーブズに勝利したため、残り3試合を残して17位以下が
確定し、自力での残留は無くなってしまった。

JFL残留するためには、上位の町田ゼルビア、松本山雅のどちらか1チームでも
4位以内に入り、J2に昇格することで入れ替え戦のチャンスが巡ってくる。

残り3試合は、入れ替え戦のチャンスを確実にものにし、自力でJFLに残留できるよう
チームのコンディションを上げ、無駄な試合にしないよう大切に過ごしたいと思う。

最後まで諦めずに、残留に向け頑張りますので、
これからも応援よろしくお願いします。
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後期第16節 松本山雅FC [監督から]

vs 松本山雅FC

16日の天皇杯でJ1アルビレックス新潟を破り、勢いに乗る松本を迎えてのHOME戦。
15日にはJFLで4位以内になればJ2昇格の条件も整い、モチベーションが高いのは当然。

そんな松本と対戦するには、気持ちで圧倒されないように立ち上がりから守備の意識を
高く持ち、アグレッシブに試合に入りたかった。

しかし、立ち上がり5分に連係ミスから失点を許してしまった。
やはり早い時間帯での失点は、チームのプランを狂わしてしまうし、選手の焦りにも
つながるので、一番注意しなければいけないと思う。

その後、松本にゲームの主導権を握られるものの決定的な場面は与えず、
反撃のチャンスを伺うソニー。

前半は0-1で終了。

後半も立ち上がりが大切なことを選手に伝えるとともに、次の得点が大切なことも伝えました。

後半の入り方事態は悪くなかったと思うが、前節も2失点をしたセットプレーでまたしても
失点を許してしまう。

10.泉、11.太郎、13.慎之佑を投入し、巻き返しを図ろうとした。
選手も諦めずに、松本ゴールを目指し、アグレッシブにプレーし、何度か決定的な場面を
つくるも決定力に欠けゴールならず、そのまま0-2で終了してしまった。

決定機をモノにするか、しないかで試合の結果は大きく変わる。
内容が悪くても、シュート数が少なくても試合に勝つことはある。

プレー内容にしてもイージーなミスを少なくすることが勝利への近道だ。
接戦で緊迫した試合になればなるほど、ミスを犯したチームが敗れる。

精神的に追い込まれた時、頼りになるのは自分しかいない。
その自分を信じる為には、日頃の練習でしか獲得することができない。
特にサッカーはボールを足で扱うスポーツなので、技術の正確性はプレーの質に
大きく左右される。

残り試合も4試合となり、精神的にも厳しい状態が続くが、
最後は自分を信じて前に進めるかだと思う。

最後まで諦めずに「残留」を目指します。
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後期第15節 SAGAWA SHIGA FC [監督から]

vs SAGAWA SHIGA FC

首位のSGAWA相手に、2連勝の勢いをぶつけたかったが、
最後残り時間5分で、決定力、精度の差が出てしまった。

前半は、ゲームの主導権は相手に握られる展開となったが、
SAGAWA攻撃陣の良さを消しながら、何度かゴールを脅かすシーンを
作れていて、前半失点ゼロというプラン通りの展開となった。

後半、SAGAWAは長身選手を投入してきて、攻撃にアクセントを加えてきた。

ソニーも9.純平の高さを活かしながら、19.麻生や7.大瀧が相手ゴールを狙ったが
なかなか枠を捉えることが出来ず、10.泉からのクロスも9.純平がゴールに
結びつけることが出来なかった。

試合前のミーティングから、勝敗を左右するのはセットプレーになると話していました。
高さではソニーに分がありますが、SAGAWAは小さいが動き出しの良さや、
精度の高いキッカーがいるため、そこがポイントだと思ってました。

試合も終盤に入り、本当にセットプレー一発で決まる展開となったが、
84分相手CKから失点を許す結果となっけしまった。

87分にもFKから失点を許してしまい、ソニーがやりたかった展開を相手にやられてしまった。

首位を走るSAGAWAとの勝負強さや決定力、精度の違いを見せ付けられた試合だった。

しかし、内容的にはそこまで落ち込む必要もないし、気持ちの切り替えは十分出来ると思う。

残り5試合。
なかなか上との差が縮まらない苦しい状況ですが、
最後まで諦めずに、JFL残留を目指しチームが一つになって頑張ります。
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後期第14節 カマタマーレ讃岐 [監督から]

vs カマタマーレ讃岐

過酷な7連戦の最後の試合となった讃岐戦。
前節から中2日での戦いだったため選手の疲労が一番気になった。

先発メンバーも疲労を考慮し、90分戦えるフレッシュなメンバーで挑んだ。

雨でピッチ状態も悪いコンディションだったが、立ち上がりから積極的に
仕掛けるソニー。

相手の最終ラインもボールの処理にてこずり主導権を握る展開となった。
19分に中央を抜け出した9.純平が、前節に続き待望の先制点を上げる。

そのまま畳み掛けるソニー。
2分後の21分にこの試合で100試合出場となった7.大瀧が追加点をゲット。

守備も全員が意識を高く持ち、相手にスキを見せない。

後半に入り、最初のFKで7.大瀧のクロスに、25.洋平が頭で合わせ3点目。
この立ち上がりの追加点は、よりチームに安心感と安定をもたらした。

途中、相手がシステム変更や選手交代により勢いを増す時間帯になったが、
冷静にゲームをコントロールし3-0で連勝することができた。

残留争いの相手であるアルテ高崎も勝ったため、勝ち点差は縮まらなかったが
残り6試合に望みをつなぐ勝利だったと思う。

残り6試合は、SAGAWA SIGA、松本山雅、佐川印刷とJFLと復興支援試合で
2試合づつ戦うことになります。

本気で全勝するために頑張ります。



それから、昨年まで共に戦った天羽選手の元気な姿がピッチで見れて良かったです。
讃岐もJ2昇格に向けて、最後まで諦めずに頑張って欲しいです。
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東日本大震災 災害復興支援試合(前期第3節併催) [監督から]

vs V・ファーレン長崎

気温30℃と仙台から来た我々にとっては、この気温差は厳しいかった。
連戦の疲労や長崎までの移動、でこの暑さ、本当に厳しい中勝利でき
選手の頑張りに感謝です。

立ち上がり4分に9.純平のヘディングシュートが決まり、勝たなければいけない
我々にとっては喉から手が出るほど欲しかった先制点を奪うことができた。

疲労と暑さで、思うように体が動かない場面も少し見えたが、前半は3回
決定的な得点チャンスを作り果敢にゴールを目指した。

しかし、追加点を奪えないでいると
ゲームの主導権が長崎に移り、守備の時間帯が増えた。

後半に入り、両チームとも何度か決定的な場面を作るが決めきれず
終盤は長崎の猛攻を受けるも、最後まで粘ったソニーが1-0で勝利。

決めるところを決めておかないと、得てしてこういう試合になる手本のような試合でした。

しかし、勝利したことは我々にとっては非常に意義あることだし、
このまま最後まで諦めずに勝利を目指し頑張ります。

日曜日のカマタマーレ讃岐戦は、連戦最後の試合です。
中2日で行われるため疲労もピークに達していると思うので、たくさんの声援で
選手を鼓舞してください。

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後期第13節 ツエーゲン金沢 [監督から]

vs ツエーゲン金沢

連戦の中臨んだ金沢戦。
数名先発メンバーを入れ替え、勝ちたい気持ちを前面に出して戦ったが、
立ち上がりに失点をしてしまい、まずい入り方をしてしまった。

油断をしていたわけではないが、こういう失点は絶対にしては行けなかった。

勝ちたい気持ちが焦りとなって、急ぎ過ぎたり、単純なミスをしてしまったり、
攻守のバランスを崩してしまい、20分過ぎに2失点目を食らう。

後半も立ち上がりのCKで失点し、でも諦めない選手達は何とか一死報いて
11.太郎が得点したものの、久保に4点目を決められ1-4で連敗してしまった。

攻守においてチグハグな部分はあったが、選手達の諦めない姿勢には心打たれたし、
下を向いてもしょうがないので、次節の長﨑戦に向けて気持ちを切り替え
勝利あるのみで全力で戦います。

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後期第8節 FC琉球 [監督から]

vs FC琉球

秋田戦から中2のFC琉球戦。
前節の敗戦を引きずらないように、気持ちの切り替えが大切な一戦でした。

試合開始から相手のプレッシングにバックパスが多く前になかなか運べず
選手の動きもいつもの切れがなく、リズムをつかめなかった。

18分に不運な失点をしてしまったが、
悪いながらも何度か決定的な場面をつくるが得点を奪えず前半終了。

後半巻き返しを図りたかったが、開始2分のCKで追加点を許す。
失点の時間帯が悪く、自分達のペースに持ち込めないまま追加点を許してしまった。

巻き返しを図るべく、7.大瀧、10.泉を投入しようとした矢先にPKを与えてしまい3失点目。


途中、負傷退場により10人での試合となったが、選手は最後まで諦めずに
ゴールを目指し戦ってくれた。

結局、0-4で負けてしまったが、1人少なくなっても最後まで諦めずゴールを目指す
気持ちの入ったプレーは、負けてしまったが次につながるプレーだと思った。

連戦はまだまだ続きますが、根を上げることはできません。
疲労はピークに達し、厳しいコンディションだと思うが、勝利のためにチーム一丸となって
戦いたいと思います。
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