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第13節 ファジアーノ岡山 [監督から]

vs ファジアーノ岡山

今節は、選手が本当によく頑張ってくれました。
0-2からの逆転劇で、精神的な強さを見せてくれたし、相手が上位争いを
しているファジアーノだっただけに、今後の自信にも繋がる試合だったと思う。

ソニー仙台FCは、私が現役の時から試合の入り方が悪いチームで、開始早々に
点数を取られるケースが多々ありました。今のチームもその悪い伝統を受け継いで
いるようで、試合開始15分くらいは相手ペースになることが多く、今節もそれが
モロに出てしまいました。
相手をナメている分けではないと思いますが、予想以上にファジアーノのスピード、
個人技、パスワークに翻弄され、良いとこなしで、11分、16分に立て続けに点数を
取られてしまいました。その後も、ソニーの見せ場はないまま、競り合いでは負け、
こぼれ球は奪われ、気持ちが全然伝わってこない内容でした。
しかし、44分 7.大滝が得意の左足で直接フリーキックを決め、前半を終えたことで
チームに勢いと、後半に「行けるぞ!」という気持ちを与えてくれました。

後半開始4分(49分)に、9.純平のスーパーゴールがゴール右隅に決まり同点。
9.純平は復帰後、3試合で4ゴールという驚異的な決定力で、チームに勇気と安定
(安心感)を与えており、良いリズムが生まれてきています。
この同点ゴールにのったソニーは、前半のイケてないサッカーから、見違えるような
アグレッシブなサッカーを展開してくれました。中盤での競り合いでは、常に主導権を
握り、前へ前へとスペースに走り込み、ゴールを狙う姿勢を見せてくれました。
その結果が、16.今田の今季初ゴールを呼んだのだと思います。66分中盤のスペースを
ドリブルで仕掛ける16.今田がそのまま左足でミドルシュート、GKが後方にファンブルし、
ゴールイン!(シュートは打ってみないと分からない!) 3-2で逆転!!
その後も、攻撃の手を緩めることなく、攻め続けた結果が勝利を呼んだんだと思う。

試合を振り返ってみると、前半と後半では、まったく違うチームを見ているようでした。
後半に入り、相手の運動量が落ちてきたのは確かですが、やはりサッカーはメンタルの
スポーツで、追う方と追われる方の明暗がくっきり出た試合だったと思う。
ただ、前半のようなサッカーをしているようでは、まだまだで試合の入り方や、気持ちの
部分をもっと強化しなければいけません。今後の課題です。
次節はアルテ高崎戦です。現在、最下位のチームですが、決して侮れないチームである
ことは確かなので、気を引き締めて自分達のサッカーをやり遂げたいです。

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