後期第12節 流通経済大学

vs流通経済大学

今節の相手流通経済大は、前期と天皇杯でソニーに2敗しており、今節にかける
意気込みは相当なものがありました。

試合開始は、スペースへのロングフィードでリズムを掴んだソニーでしたが、ジワ
ジワと流経大の素早いパスワークに、ゲームの主導権を握られてきました。

守備に関しては、前節よりもサイドへのアプローチや攻守の切り替えなど改善され
ていましたが、まだまだ狙い通りの場所でボールを奪いきることが出来ず、もう少し
改善が必要だと思った。

攻撃に関しては、たくさんの課題が浮き彫りになった。
第一に運動量が少ないこと。ボールに対して1人しか反応してないし、足元で受ける
意識が強すぎて、動きながらのプレーが少なかった。また、サポートが遅いため
ひとり一人のボールを持つ時間が多く、1タッチ、2タッチのリズミカルなパスパス
ワークが見られなかった。

あまり良い内容の試合ではなかったが、選手も踏ん張り無失点なので、引き分けでも
いいと思っていましたが、87分、自陣でのミスからボールを奪われ、すばらしいミドル
シュートを決められてしまった。
時間帯を考えると無理につなぐより、セーフティにクリアする判断が必要な場面でし
たが、チームに勢いがないチーム状態が、こういう場面で出てしまったのだと思う。

この時期、リーグ戦も終盤に入り、どのチームも疲れや怪我人等々満身創痍の状態
で戦っている。自分たちだけが苦しいのではなく、すべてのチームが同じ状態で苦しい
時期なので、ここは自分たちで盛り上げて、踏ん張るしかない。

ここ2試合、楽しそうにプレーできていないが、まず大好きなサッカーを楽しむという
原点に帰り、落ち込んでいてもしょうがないので、反省するところは反省し、次に向けて
前進あるのみです。
下を向いていても、次の試合は来ます。

”夢”に向かって進もう！

最後に、お忙しい中観戦に来ていただいた、村井県知事、菊地多賀城市長、渡邊七ヶ浜町長、
勝利をお見せすることは出来ませんでしたが、今後とも、ソニー仙台FCを応援してください。
次回観戦に来られた際は、必ず勝ちたいと思います。

タグ：サッカー JFL ソニー 監督