後期第13節 MIOびわこ草津

vs　MIOびわこ草津

仙台に帰る伊丹空港でこのブログを書いています。
3試合連続で0－1の敗戦（3連敗）は、想像以上にチームと選手から
自信を奪っていると思う。
こんなチーム状態を何とか打破するために、私に出来ることは何か、
今、知恵のない頭を搾り出して考えています。

今日の戦い方は決して悪くなかっただけに、勝たせてやりたかった。
MIOも5連敗中ということで、必死さが伝わってきた。反則スレスレ
のコンタクトと、集中力は”勝ちたい”という選手の気持ちだと思う。

ソニーの選手からも同じような必死さは伝わってきたが、3試合連続
（セレッソ戦を含めると4試合）無得点という結果が出ていないチーム
状態が、攻撃に移っても焦りを生んでいるのだと思う。
簡単にやるべきところで、１つ２つ持ったり、難しい方を選択したりと
リズミカルなボールポゼッションが影を潜めている。

前半は、両チームとも一進一退の攻防を繰り広げていて、ソニーも
何度か決定的な場面を作り出していたが、入ったと思われたシュート
が相手DFにオーバーヘッド気味にクリアされたり、体を張ったDFを
されたりと、のってないチームには運も味方してくれない感じでした。

後半に入り、10分を過ぎたくらいにワンチャンスを生かしたMIOに得点を
許し、やってはいけない先制点を与えてしまった。

10.高野、6.桐田を投入したが、MIOの硬いDFを破りゴールを奪うことは
出来ませんでした。

試合も終盤に差し掛かったところで、主審の厳しい目の判定が16.今田
にくだり、2枚目のイエローカードが出され退場となり、ますます状況
が悪くなりました。

選手は最後まで諦めずにゴールを目指しましたが、結局0－1で試合終了。

仙台から遠い滋賀まで応援に駆けつけてくれたサポーターから、温かい
激励の言葉をチーム、選手に送っていただきました。サポーターの熱い
思い、悔しい思いを、私も選手達も十分噛み締め、心に刻んでいます。
その声援が苦しい時期のチームの支えになるので、これからも応援よろ
しくお願いします。

ソニー仙台FCは、まだまだこんなところで終わるチームではないので、
次節の佐川印刷戦では、ソニーの必死さを見せたいと思います。

PS：選手のみんなへ
運を引き寄せるためには、ポジティブなモノの考え方をしなければいけない。
みんなに読んでもらった本にも書いてあったが、この苦しい時期を克服
することで、みんなには次のステージが用意されている。
サッカーには、勝負事には、勝ち負けはつき物。考えることは大切だが、
悩んだり、落ち込んでいる時間ほど、無駄で、自分の成長をじゃまする
ものはない。みんなで今のチームに足りないものは何か、考えてこの壁を
乗り越えよう。

タグ：JFL サッカー 監督 ソニー