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後期第12節 ツエーゲン金沢 [監督から]

vs ツエーゲン金沢

JFLも残すところあと6試合となり、各チームとも最後まで順位を上げるべく必死だ!

我がソニー仙台FCも同様で、みんな必死でトレーニングや練習をやっている。
しかし、好不調の波が激しく、結果が伴わない。

みんな一生懸命やっているが、この「好不調の波」を何とか改善しないと、チームは成長しない。
好不調の波が激しい要因として、大きな問題点が2つある。
一つ目は、メンタルだ。
対戦相手によって選手の動き(運動量、集中力)にムラが出てしまう。

2つ目は、個<チームの考え方。
個人は尊重するが、チームとしてのルールを守ることと、自由(自己中、我がまま)は違う。
(自由と我がままを履き違えては困る)
サッカーにおいてそこのバランスが一番重要なところだ。

チームとして同じ方向を向いて、チームの決めたルールを守りつつ、
その範囲の中で最大限の自分の特徴を発揮する。

チームとして「好不調の波」を少なくするには、チームのために献身的に戦うことが絶対である。

当然、チーム力を大きくするには、一人ひとりの個が大きく成長することが大切である。


最近、控えメンバーが国体優勝を機に、成長し、自信をつけたことで、
チーム内で競争意識が生まれてきた。

選手間の差が詰まったことで、求められる要求も高くなる。

個が強力でも、チームとしての役割が出来ない、やらない選手は試合には使えないし、
ここ一番の場面でチームに迷惑を掛ける。

チームの決めごとを守らず、そのミスが2つ、3つ続けば失点につながる。
直接失点シーンに絡んでいないかもしれないが、そのミスの繰り返しが失点につながっている
ことを十分理解しなければ進歩がない。(その修正も重要な課題だ)

しかし、チームとしての戦い方が出来ても、個が弱くては最後のシビアな部分では戦えない。


この結果を招いたのは、私自身にも問題がある。

今、チームとして「変化する」時期にきていると思う。 
私も、変化を恐れず、現状を打破するために、「変化こそ進歩」を胸に、
「プロの横にいる最強のアマチュア」を目指します。

前置きが長くなりましたが、今節のツエーゲン戦は好調の選手をメンバーとして選びました。

今季初のスタメンで14.門馬をCBで起用し、チームが目指すパスサッカーの体現者として
22.雅人をボランチで起用しました。

サブでは、15.前田、13.シンノ
そして怪我から復帰した27.修平を新たに加え、戦いに挑みました。

立ち上がりからバタバタした感じで、攻守のバランスがビミョーにズレていた。
ツエーゲンは、元日本代表の久保、運動量豊富な古部の強力2トップが、
起点になり攻撃を牽引している。

ソニーは、縦への強引なパスが多く、また、ラストパスの精度が悪く、
すぐに相手にボールを渡してしまった。

すると32分。
FWと中盤の間にできたスペースのこぼれ球を拾われ、そこから右サイドを突破されクロスが入り、
中で合わせられゴールを奪われてしまった。

最近、ワンチャンスをモノにされるケースが多い。

後半に入り、57分に27.修平と13.シンノを同時に投入し反撃にでる。
相手の運動量が落ちたこともあるが、27.修平が入ったことで攻撃のタメ、リズムが生まれてきた。


両サイドから波状攻撃をしたがなかなか得点できない。
75分には、2.尚樹に代え、15.前田を投入し、サイドを起点に更にサイド攻撃を開始した。

しかし、何度か惜しい場面はあったが得点できず、0-1で負けてしまった。

チームとして負けたことは非常に悔しく、残念だが、
新たな収穫、自信をつかんだ実のある試合でもあった。

チームとしての戦い方を再度整理し、更に個の尖がった部分も伸ばしつつ、
「好不調の波」のないチームを目指します。

選手は常に一生懸命やってます。
あとは、監督の私がどう方向付けて、選手を導いていくかだと思っています。

サポーターの皆さんには、やきもきする、スッキリしない試合をお見せしてますが、
変化が見れるような試合をするので、温かく見守ってください。
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