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後期第6節 カターレ富山 [監督から]

vs カターレ富山

今節は、攻守ともに噛合わないチグハグな試合内容でした。
先発メンバーを多少入れ替えましたが、そんなことよりもボールの奪われ方が悪かったり、
焦ってミスしたり、雑になったりと自分たちから自滅した感があります。

カターレには、前期2-0で勝っていますが、前期のカターレは、アローズ北陸とYKKが合併
したばかりで、チームとして一つにまとまっていなかったため、つけ入る隙がありました。
もともと、どちらも上位チームだったし、選手個々の能力が高いのは分かっているので、最近
の結果にも現れてますが、チームが一つにまとまり、失点も少なく、連勝していて好調だった
と思います。

前半の入り方は、すごくよかったと思う。
ただ、守備の面でボランチとCBの間が、若干空き、そこのスペースをうまく使われていたので、
そこがちょっと気になったが、立ち上がりはいい感じで入れたと思う。

10.高野や9.純平が練習通り、ポストプレーやDFの裏へ抜けるプレーをし、チャンスを作りまし
たが、GKのファインセーブで得点をすることはできませんでした。
一方、カターレも、ショートパスをつなぎ、ソニーDFを混乱させていました。

そんな中の前半16分。ポゼッションしながら、「さあ攻撃しよう」としたその時、自陣の真ん中くら
いでボールを奪われてしまい、守備の陣形が整う前に、攻められ失点してしまいました。
(最初のワンチャンスをものにするところは、さすがです。その前にあったソニーのチャンスを
ものにできていたら、流れは違っていたかも・・・)

この失点に選手は動揺したのか、その一分後(17分)に、これも自陣でパスカットされ、同じよう
な形で連続失点を喫してしまいました。
この失点のされ方は、一番してはいけない失点パターンです。この日の天候を考えると0-1の状
態と、0-2の状態では、全然違います。0-1だと、1点を返せば同点になり、試合事態も分からなく
なりますが、0-2だと、逆転するには3点取らなければいけない、ただせさえ36.7℃と高温で体力
の消耗が激しい夏場の戦いで、一番避けたい状態でした。

こうなってしまうと選手も焦りからか、いつもの状態を維持することが難しくなり、パスワークが
ちょっと乱れたり、フリーなのに力んでシュートを打ったりと、ネガティブスパイラルに陥りました。

後半に入っても状況は変わらず、選手交代で(23.央朋、17.剛志、24.哲)局面を打開しようとし
ましたが、逆に58分にダメ押しの3点目を奪われてしまいした。

ただ、最後まで試合を捨てず、諦めずにゴールを奪いに行った選手には感謝したいし、このチーム
には可能性を感じました。

ここ2戦(Honda、カターレ)で感じたことですが、チームとしてというよりも、個々の技術や考える力
の差を少し感じました。
技術面では、プレッシャーの中でもミスなく、正確に、確実にプレーをすること、特にアタッキング
サードでのプレーの質を高めることが重要。
考える力では、ボールを持っていない選手の動き出しや、相手DFの裏(逆)をつく動きやトラップ、
パス。サポートの質(距離、角度、タイミング)、味方の状況を理解して、一番どこにサポートするの
がいいのか、自分で考えてプレーすることが今後のソニーの課題です。

試合と練習とでは、当然違うわけで、練習で出来ても、試合で同じことができないと意味がないので、
練習から厳しく、試合をイメージして取り組まないと、練習のための練習に終わってしまう。
監督から言われたことをただやるのではなく、試合中に判断してプレーするのは選手一人ひとりなの
で、自分で考えて、今、何を判断し、選択し、プレーするのか、それがサッカーの醍醐味だし、面白い
ところだと思う。

最後に、富山(魚津市)まで応援に来てくれたサポーターの皆さん、勝利をプレゼントできなくてすいま
せんでした。

次節のホームゲームでは、前期に1-2で敗れたSAGAWA SHIGAとの対戦なので、絶対勝ちたいと
思います。
タグ:JFL 監督 ソニー
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