後期第15節 三菱水島FC

vs　三菱水島FC

約1ヶ月ぶりの勝利に正直ホッとしており、1勝の難しさを改めて実感した日でした。
この1ヶ月間は、0－1のスコアで4連敗していたため、内容は悪くないがチームとして
何らかのキッカケが必要だったし、得点することが一番必要だった。

このキッカケの一つが、前節より大幅にメンバーを入れ替えたことだ。
ボランチの27.修平が攻撃時に安定感をもたらし、16.今田が攻守においてバランスと
リズムをつくり、久しぶりに先発出場した17.剛志が最前線で起点をつくった。

試合開始2分、17.剛志の一振りでもっともほしかった先取点を取ることが出来た。
このこともチームにキッカケを与えてくれたし、選手も自信を持ったと思う。

その後、中盤を制したソニーは、リズミカルなポゼッションから何度も追加点の
チャンスはつくるが、最後の最後で決め手を欠き、ほしい追加点が遠い。

やはり決めるとことで決めないと勝負の流れは相手に移ってしまう。
42分一瞬の守備の乱れをつかれ得点を許す。嫌な流れで前半終了。

ハーフタイムでは、やや雰囲気が暗かったが試合内容は良かったので、そのまま続ける
よう指示しました。（決定的な場面を確実に決める！！）

しかし、不運は続くもので、59分ミスキックのクロスがそのまま入り逆転を許す。
だが、今日のソニーは0－1の呪縛から開放されたことでキッカケを掴み、そのままでは
終わりません。

失点から1分後の60分、4.瀬田が中央に走りこみ7.大瀧からのパスを冷静に決め同点。
失点後、すぐ取り返したことでもう一度冷静さを保つことが出来た。この1点は大きかった。
その後、74分7.大瀧が中央で受け、得意の左足を一振り。3－2と勝ち越す。

しかし勝利の女神は、ソニーに試練を与える。
今度は、3分後の77分に食い下がる相手にゴールを許し、再度同点となる。

普通は「ここまでか」と思う場面だが、まだ時間もあったし諦めない選手達の気持ちが
再度試合を動かした。
80分、裏に抜け出した9.純平のクロスが相手DFにあたり、そのこぼれ球がゴール前に
つめていた3.数馬の目の前に、それを冷静に右足で決め、勝負を決める4点目をゲット。

長かった90分、点の取り合いになったが、最後まで諦めずに戦った選手達に感謝、感謝です。
（雨の中、応援していただいたサポーターの皆さんにも感謝です。）
約1ヶ月ぶりの勝利でしたが、本当に1勝することがこれほど難しいのかと思うくらい
簡単には勝たせてくれないですね。（相手も必死だから当然ですが・・・）

それからもう一つ、久しぶりのことがあります。
7月12日栃木SC戦以来のHOMEゲームでの勝利です。
この勝利を待ち望んでいたサポーターの皆さんには、やっと勝利をお見せすることができました。

残り2試合、少しでも順位を上げるために、諦めずに頑張ります。

最後に、
先日10.高野のお祖母さんが亡くなられました。
何度も応援に来ていただき、おばあちゃん子だった10.高野のJFL200試合出場記念では
花束贈呈もしていただきました。
今日、勝利できたのもおばあちゃんが見守ってくれてたからだと思います。
謹んでお悔やみ申し上げます。ご冥福をお祈りいたします。

タグ：JFL 監督 ソニー サッカー